さて、気がつけばGWの大渋滞が気になる今日この頃、もう5月ですね。
年が明けてから5ヶ月が経ったのですが、もうキューバを旅していたこととか、沖縄に居たことが去年のように感じられるくらい、時が経った、というよりも自分自身が日々の織りなし方が上手くなって気がします。
固執せずに、ありとあらゆるものを捨てつつも
欲せず、今手の中にあるものから、今自分が欲しいもの以上の想像範囲を創造する
ゆえに誰かのハッピーになれば、僕もハッピー
といった、やればやるほど、どんどんと自分のスタイルにこだわりが無くなってきております(笑)
ブログも駆け出しの頃は、色んな人に自分を知ってほしくて沢山書いていたのですが、最近は本を沢山買って、書くより、活字習慣がとても心地良いです。
ネットの情報は無料(ただ)同然なので、やっぱり実際に筆をとって厚い本に一字、一語ずつ綴られている各界の方々の「実体験」から生まれる「リアル」は勉強になります。
表面化されぬ場所にこそ、オリジナリティあり◎
さて、それでは、本を読みたい気持ちを抑えて、4月まとめ、いってみよー!!
3月の末に三重県での撮影を終えて、そのまま4月は東京からスタートいたしました。
今年の2月くらいから、スケジュールを組んでみてひとつ感じたこと
「本拠地の大阪での撮影が減っている」
ということ。
結婚式〜二次会までの撮影を終えて、撮影機材を背負って台湾出身のカップルと結婚式のお打ち合わせ。
僕が大阪在住なので、なかなか遠方にお住まいの場合、撮影前にお会いできる機会が少なく、撮影後に夜にお会いするという形になってしまいいつも申し訳ないです。
でもいつも僕の写真を見てくださっている方で、帰りも一緒に大江戸線に乗って和気藹々と夜中とても楽しかったです。
お客さんとお花見しながら、作っていただいたお手製のお弁当を食べながら撮影した桜前撮り。
当たり前の話なのですが、桜って短期間にパッ!と咲いて、すぐに散ってしまいます。
この儚さの習慣は日本の打ち上げ花火にも似ている気がして、瞬間的な美と力、しかし毎年繰り返されるということに、何だかカメラマンの自分も同じなんだろうなぁって感じました。
思えば毎年同じことをしている気がします。
とはいえ結婚式、そうやって繰り返しながら、ときどき様々なものに感動して、生きてゆくのかなぁと。
気が付けば、大切なのは瞬間ではなく、日々の積み重ねということに気がつきました。
「次は必ず台湾でお会いしましょう!」
という言葉。
東京で色んなお話させていただいて、かい潜るところ、なぜ写真が必要かまでのお話。
国際結婚はきっと大変なことが多いと思います。多くの人の想像以上に。
言葉の違い、文化の違い、そこから生まれる毎日のすれ違い、けれども違わない2人の絆。
これまでも、これからも歩み方は2人次第。
でも時々、写真が2人のこれまでを象徴できるもになれば、と少し願いも込めて。
新郎新婦のお二人が、前撮り後にココイチのカレーをデリバリーくださいました。
ありがとうの感謝を込めて、やっぱり食べる前に一枚パシャりとやっちゃいます。
まだ若い2人。
こうやっていただけること、本当に感謝です。
グッゲンハイム邸は5年前にK-106のノリさんが結婚式を挙げたことではじめて訪れたんだっけ。
あの時は結婚式を撮るカメラマンになるとは思ってなかったけど(そもそも当時は何になりたいのかすらわからなかった(笑))
実際に自分の好きな場所で、お客さんからのご依頼で、一味違った結婚式を撮れるのは、大変ありがたいこと。
2人にも、なんでグッゲンハイム邸を選ばれたのか聞いてみると
「大事な犬と一緒に、自由にのんびりと1日を過ごすことができるから」
とのこと。
こんなアットホームで自由な結婚式が、もっと増えていけばいいなぁ。
間違いなく、このお二人は先をいってると思います(^^)b
桜も散れば、次は新しい芽が生えるように、新緑に向けて撮影ロケーションもじわじわと緑の自然に彩られてゆきます。
いつも前撮りは撮影ロケーションをゆるゆる歩きながら撮影しておるのですが、なんと家が近所(笑)
「写真できたら持ってゆきますねー!」
と言える、地域性の高い写真屋さんの心地がまた良い
ご新婦さまの地元、兵庫県は明石市で前撮り、お開き後は2人と明石焼を。
明石焼あるあるで、神戸寄りの人はソース塗ってからダシにつけて食べるっていうのが通とのこと。
僕は更に向こうの大阪人なので、全てソースで食べれる派なのですが、明石焼の出汁、最強ですね。
これは海外旅してるときに出会った、本気で涙出ると思います。
ほんとこちらの2人には、昔からいつもありがとうございます!
また東京へ戻ってきました。
今回の結婚式上は松本人志や市川海老蔵さんも挙げられたという、結婚式場へ。
今回の2人は、ご結婚後、中国にお仕事の関係で住まれるとのこと。
きっと国を離れた寂しさや、色んな気持ちが、また日に日に溢れてゆくと本人たちは既に覚悟しているのですが、その覚悟の先にある結婚という決断と笑顔の姿が何より素敵を通り越して、もう美しいの領域でした。
それにしても、昔は10代、20代の頃は夜行バスで関東エリアは行っていたので、新幹線のスピード感覚に馴染みがないですね(笑)こんな凄い乗り物、日本にあったんかーっ!とつくづく驚き。
貴重な体験させていただけることに、感謝です。
沖縄での前撮りに、関西から衣装を持ってLCCで飛んできてくれた2人。
2月に沖縄で前撮りさせていただいて今日は京都で結婚式から二次会まで.
元々友達だったわけでもなく
知り合いだったわけでもない。
ただ日々の自分の活動や発信に何か感じてくれて、
何よりカメラマンを信じて、来てくれた2月の沖縄2016。
会場入るなり、ご両家のご両親が
「素晴らしい写真をありがとうございます」
僕の仕事は、何百組と結婚式を撮り続けてゆくことなのですが、
家族や2人にとって、カメラマンはたった1人だけ。
カメラマンなりたい、とか
写真の仕事が欲しい、以前に
とりあえず何か自分のできる小さなことで誰かの役に立ったらええなぁ。
もう散々カッコ悪いことはしてきたから(笑)
ここでどう言われようが、見られようが、えっか。
って思い立って、カメラマンになって独立して
「やっぱし無理かな」
とか時々思いながらも、今確実に僕を支えているのは、今日のような出会いと再会、ひとつひとつの写真を通した日々の人との触れ合いで育まれる自分。
沖縄で撮影します!って僕が言ったら、関西から衣装持ってLCCの飛行機で飛んできてくれて、撮影後も国際通りでご飯行ったり、準備段階のことメールで随時報告してくれたり。
気がついたら、今日で結婚式は終わって
この2人と、次会うのはいつやろ?
と京阪電車の真っ暗の車窓見ながら
人間にとって、支えになるものは意外と少ないのかもしれません。
だからひとつひとつの出会いを、より大切にしてゆきたい。
明日も仕事!
ではなくて
明日も節目!!
ありがとうございます!!
最近、オリジナルウェディングというものが、流行しています(というか当たり前になってるのかな?)
きっとそれは、結婚式という大切なイベントを、より良く、自分たちのエゴだけではなく、周りにも楽しんでいただこうと人を想う、少子化、晩婚化と呼ばれる現代の世代が決断した選択のひとつなのかと。
確かに結婚式といえば、僕自身が過去にゲストとして出席したものでも、自分がお祝いをしたい気持ちで仕事の休みをとって行った友達の結婚式ですら、新郎新婦はずっと高砂に飾り物のように居て、あまり話ができず、取引先や仕事先の方々と盛り上がっているのを横目に
「あいつも凄くなったなぁ」
と思うばかりなのですが、手作りウェディングやフリープランナーさんによるオリジナルウェディングだと、時間をあまり気にせずに良いのか、ゲストの方もほんと楽しそうで、友情や家族への気持ちが、形式的にだけではなく、芯から伝わってきます。
こんな結婚式がもっと増えれば良いなぁと思います。
大事な人と、大切な時間を過ごして、カメラマンとしてひとつだけエゴを申して良いのであれば、僕はそんな大切な時間を常に朝から夜まで、カメラと沢山のレンズを持って、家族のそばに居たいです。
いや〜っ、今月はほんと忙しかった!
というのも、ただ業務作業として撮影を進めるというより、巡りゆく毎日の中の出会い、人とのちょっとのすれ違いで通用するかどうかわからない、少し新しい自分をなるべく具体的に形にしようかという試みができる精神状態、あるいはクリエイティビティを向上させてゆく写真家としての「気持ち」をキープすることが、年々上手くなりつつあります。
課題といえば、連休中の車での移動や、大阪 – 東京間の移動など、まだまだスケジューリングや効率すべきとこの効率化がやや弱いなといった感じです。
でも、無駄なことをやってなんぼ。
意外とそこが、理想の自分への1番の近道だと信じて、ときどき「コイツにぶいなぁ!」とか思われながらも(笑)個人的にはとても楽しんでおります◎
忙しそうにしておりますが、いつでも何でもお気軽にご相談ください ^ ^
結婚式や前撮りのみならず、家族写真や子供写真まで、僕でよければいつでもお声かけください!
よろしくお願いいたします!
いつもありがとうございます!
| 初めての方へ | 事業概要 |
サイトマップ |
| プライバシー・ポリシー | お問い合わせ|
Since 2013.7.18 Copyright © 前撮り・結婚式の写真撮影
ウェディングカメラマン 寺川昌宏
all rights reserved 2023