先日の結婚式の前撮りの撮影で、花嫁さまから嬉しいお手紙をいただきました。
『本日はありがとうございました。寺川さんの撮る写真の世界観や価値観がとても好きでファンだった』
と記されていました。
ウェディングカメラマンって結婚式の舞台裏でこっそりと写真を撮っている仕事のようだけど、今や色んな形で様々なカメラマンの写真を、僕が活動している大阪の関西のみだけではなく、日本全国、あるいは世界中の結婚式や前撮りのカメラマンの写真がSNSなどで見れる時代。
言葉がある程度通じれば、遠い国に住む海外のウェディングカメラマンに依頼をすることだってできます。
そんな中で、自分のような大阪で結婚式の写真を撮っているカメラマンに、遠い東京にファンの方がいるということ。
これは本当に驚き以上に、新しい気づきを沢山教えていただきました。
結婚といえども、まだまだ世界情勢としても世界的に今は大変な時期。
しかし、そんな中で歩き出す人たちもいます。
自分自身が過去10年以上、結婚式や前撮りの写真を撮影してきた中で、色んな時代背景があったし、これからも時代は変わってゆくのだろうけれども、様々なものをあたたかく見守ってゆけたらいいな。
それは時に勇気を要したり、難しかったり、誰かを批判することや、自分の自信を無くしてしまう事に意識をとられる時もあるけれども、あいかわらず、僕はどんな時も、写真に支えられている自分が居ます。
その写真に写っているのが人物、特にウェディングカメラマンの僕にとっては写真の中に写っている人物は新郎新婦であるんだけど、なんだかそんな大変な時代を共に歩き出す2人に、ある種の未来への希望を心のどこかで感じているのだと思う。
昨今は、社会防衛という面でも様々な優先順位がある中で、自分ができることの意味と理屈に戸惑ってしまうことも随分と増えたけど
今日のエピソードは写真の中からはじまる、2人にこの結婚写真からはじまる歩みに、未来に繋いでもらおう。
花嫁さまからいただいた、別れ際に受け取った手紙に記されているように
『寺川さんの価値観がとても好きでファンだった』
自分には全国各地にまだ僕側だけでも、知らなかったりまだお会いできていないファンの方がいる、ということ。
何よりそのカメラマンの自分が結婚式の写真撮影や人々から見える価値観について、遠い場所で共感してくれている人が実際に居るということ。
そこに向かって、日々を有意義に消化してゆかなければいけない。
例えどれだけの諦めや制限があろうとも。
さて、明日は本日の素晴らしい砂丘での前撮りに引き続き、大阪から香川県へ和装前撮りの写真撮影へお伺いいたします。
次に大阪に戻ってきた頃には、これまで結婚式の写真撮影をさせていただいた元新郎新婦さまたちの家族の記念写真撮影会も待っています。
様々な形で、僕のウェディングフォトを楽しみにしてくれているファンの方々と共に、写真の力を自分の生きた時代だけでも、全力で取り組んでゆけたら最高です。
今年もよろしくお願いいたします。
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ウェディングカメラマン 寺川昌宏
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