カメラマン寺川昌宏 ロックの日に結婚する！
カメラマン寺川昌宏、結婚しましたー！！
先日、読売新聞にウェディングカメラマンとして、また新郎新婦としても掲載いただいた新郎の寺川昌宏です。
◼︎ 読売新聞 掲載記事
皆さまの夢や幸せ、情熱をカメラマンとして撮り続けさせていただいたからこそ
長年、カメラマンとして、皆さまにとって大切な結婚や家族
様々なお仕事や時に夢までも沢山カメラマンとして写真で
お手伝いさせていただけたおかげで
2018年からお付き合いしていた例のハニーとようやく
結婚することができました ^ ^ ！
皆さまの歩みあってゆえの幸せや、カメラマンを自分たちで選ぶ考えが
1人のカメラマン、男を幸せにしてくださった感謝でいっぱいです。
渦中での結婚でした
昨年の、2020年4月
新型ウイルスの発生により、多くの方々の日常が失われる中
僕もフォトグラファーとしての仕事も収入も全てなくなり
僕たち2人の結婚式も消えてなくなりました。
あれは身をもって体感した、日常が崩れ去る瞬間でした。
当時は未知のウイルスと言われ、生命を脅かされる中
明日への不安と危惧を感じていなかった人はいなかったと思います。
コロナ禍のもう一つの結婚式
僕の実家では基礎疾患を持った、普段、服など一切買わない高齢の父親が、私たちの結婚式に出席する為に新調したブレザーがほこりにかぶっていました。
2人で多くの話し合いをしました。
そして、ひとつ、2人で誓ったことがあります。
『いかなる結末になろうとも、2人で生きてゆこう』
あの夜、婚姻届を書いたのは、先が見えない誰もがウイルスにより生命さえも脅かされる中、僕たちにとっても、もうひとつの結婚式だったと思います。
結婚の入籍日は6月9日ロックの日
入籍日を6/9のロックの日を選んだのは
これから2人で夫婦として
今後、どんな社会的現実に直面しても決して屈さぬ
ロックミュージック本来が持つ力強い意を込めて
ROCK（6/9）の日に、僕たち2人の出会いのきっかけになった
【エレキギター】を持って結婚しました。
アメリカの音楽史に残る、1969年のロックフェス、ニューヨーク州のサリバン群のベゼルで開かれたフリーコンサート、ウッドストックフェスティバルのテーマは『愛と平和』だった。
力強く支えてくれた花嫁に感謝！！
戦後初と言われる社会混乱の中、婚約者が結婚寸前で仕事を失い
コロナにより結婚式もなくなりました。
本来なら花嫁として、人生で最も女性の美しき幸せの晴れ舞台である結婚式で
自分の両親に伝えたい『手紙』もあったと思います。
しかし家内はそんなこと気にしない素振りで
『むしろここまで来たらロックの日に入籍しようぜー！！』
と中指こそは立てなかったけども（笑）
毎日、前向きで優しい笑顔で、仕事帰りの疲れた身体で作ってくれる
美味しい手料理で、食卓を超えて家を明るくしてくれました。
その手料理を自分たちだけで満足するのも勿体ないので
You Tubeのレシピ動画のチャンネル開設して、おうち時間に
役立ててもらおー！とはじめたのも昨年は良い思い出やなー✨
ウェディングカメラマンとして、新郎として
また、結婚の発表が1年遅くなりました。
実はこの度の禍中で、入籍してすぐ結婚の写真を撮れる感じでもなかった。
また同じ新郎新婦として、また普段から皆さまの取り組みの上で
撮影をお手伝いさせていただいているカメラマンとして
自分の結婚発表より先に、せめて写真でも、それが写真だとしても
撮影とお写真のお届けを最優先させていただくことで
少しでも『幸せの実感』を、人と人が会うことが難しい今だからこそ
いち早く感じとっていただきたい僕自身の考えもあって
入籍から1年後の今日に自分の結婚発表とさせていただきました。
身を持って体感したウェディングフォトの底力
このような社会情勢でも『大切』を感じさせてくれるものこそが
『写真』の底力です。
実際に自分も、今回ウェディングフォトを撮ってもらってより強く感じます。
今後、僕たち2人は、今よりもっともっと年を重ねた先で
きっとこの写真を、将来アルバムで何度も見返すと思います。
未曾有の渦中での、この危機は新婚生活を充実させた
最も幸福な瞬間であったと未来で写真が教えてくれるのではないかと。
『人生とは、何かを計画している時に起きてしまう別の出来事(星野道夫 / 長い旅の途上)』
まだまだ新米夫婦ですが今後ともよろしくお願いします！
今はまだ私たち2人も新米夫婦ですが、だからこそ世界中の先輩ご夫婦やご家族みなさまの様々な愛ある暮らしの形に感動させていただきたいです😊
今はまだ大変な時期ですが
まだまだオモロいことも沢山起こるだろうし
僕自身も今回の経験を少しでも世の中に役立てるように帰納拡大してゆきたい。
何よりこの渦中を乗り越えた先での
再会と新しい出会いにワクワク！！！！
絆を文化で取り戻すしかないね！！
皆さまの節目から暮らしから届く優しさが
もっともっと誰かの幸せに繋がってゆきますように。
大阪の片隅でこっそり暮らす、新しい寺川家からも願いを込めて。
一早い渦中の収束と、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
2021年6月9日 寺川 昌宏
写真撮影：出田憲司
ヘアメイク：田上麻美
本記事の結婚写真の撮影と執筆
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MS PHOTOGRAPHY主宰。大阪・神戸・京都の関西をベースに日本全国で前撮り・フォトウェディングを行っています。写真歴17年。
ウェディングカメラマン寺川昌宏の紹介
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