カメラマンとして活動しながら、常に新しい撮影機材・表現を実現する為に日々様々な撮影や実験に取組んでいます。
勿論お二人やご家族にとっても大切な写真が撮れた瞬間というものは、カメラマンにとっても嬉しい瞬間ではあるのですが、そんな芸術的視点で見るよりもっと嬉しいものがあります。
撮影後にいつもお客様から返ってくる手書きのハガキです。
時々イラスト入りで書かれていたり、当日の様子、自分達は緊張していたり楽しみな半面、不安もあったりする中、写真を見返して様々な感情がわき上がってきて綴られたお手紙の数々。
少しばかりではありますがご紹介したいと思います(^^)b
手紙って今の時代、そんなに書く気力って起きないかもしれませんね。
だってFacebookやTwitterやLINEのSNSにはそれぞれメッセージ機能が付いているし、僕ですらデザイナーや一緒にお仕事する方とは連絡のやり取り手段のひとつとしてソーシャルを利用します。
E-mailや電話という手段もある中、手書きの手紙。この人の手によって綴られる言葉ってなんて尊いものだろうと思います。
手紙ってストーリーが充実していますよね。
例えば結婚式の場合。特にカメラマンの僕の場合で例えると、まずはじめに撮影のご依頼をいただき、お電話やメールでお話をお伺いして、実際にフォトグラファーとお会いしてお打ち合わせをして、前撮りで1日を共にして、その後結婚式の撮影を担当して、写真をお届けするまで、けっこうな時間があってストーリーがあります。
ただでさえご結婚されるご家族やお二人に深い、本当に深いストーリーがあるのに、そこに対する節目を担当する方々との思い出だったり、ともかく文字に搔き起こして言葉で綴ってゆくものをペンをとってハガキに書いてポストに投函する。
なんて素敵な人の手による想いの伝え方なんでしょうか。
実際はここまで爽やかな顔はしていませんが(笑)こうやってイラスト付きでお送りしてくださる方もいらっしゃいます。
カメラマンって写真で出す結果もとても大切で、実力主義、結果主義の世界で生きてゆかなければなりません。
もちろん、僕にとってもこの仕事を続ける以上は一生続いてゆくのですが、そこを越えたところで、お客さんから感謝の声を一番聞いたカメラマンでありたいと思います。
大切なことは結局、自分がどれだけ良い写真を撮ったか、だけではなく、自分がどれだけ人の為にシャッターを押せたか、だと思っています。
また手紙を綴っていただいた方々やこれまで撮影させていただいたカップルと将来的に同窓会みたいなことちゃったり楽しそうですね(笑)
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ウェディングカメラマン 寺川昌宏
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