春と秋といえば日本のウェディングも本格的に忙しくなってくる季節。
フリーランスのウェディングフォトグラファーの僕、寺川昌宏はといえば真夏の日本全国撮影ツアーを終えて、大阪・神戸・京都の関西へと本拠地のホームである近畿圏内を中心に結婚式・前撮りの写真撮影の毎日に戻っています。
上の写真は先日に神戸の結婚式で撮影した花嫁さんのシングルショット。実はこちらの花嫁さんは京都で前撮りもさせていただき、ご縁あって結婚式もと立て続けに担当させていただくことになったのですが、フリーランスでウェディングフォトグラファーとして活動していると、前撮り、結婚式、その後のお宮参りから家族写真と、撮影のご依頼が続いてゆくことが本当に多いです。
それはきっと、冠婚葬祭というひとつの人間にとって大切な節目が重なる瞬間が溢れる、けれども人間にとってほとんどは毎日の暮らしが節目にまで自然に、悪く言えば普通に続いてゆくことがほとんど。しかしそれは不思議と不自然ではないことが、大切なんだと思う。
冠婚葬祭を自分のフォトグラファー目線で掘り下げてゆくと、写真撮影に着眼してしまう。
僕の撮影のご依頼をくださる方は、なぜかこう笑顔が素直だったり、業界的にも休憩や食事が取れないカメラマンへの配慮がしっかりされている方ばかりで、毎回そのお気遣いに頭が下がる思いながらも、心の中で感謝が溢れています。
この秋、特に印象的だったことは毎年ご依頼をくださる新郎新婦さまと違い、それぞれの特徴、結婚式への想いやコンセプトが一致していたところ。
特に僕は海外ウェディングフォトのようなハイクオリティな写真でもなく、流行りのトレンドを追いかけまくることが好きなタイプの結婚式カメラマンではないのですが、日本の冠婚葬祭という点で見ると、家族というのは僕が撮影にあたるうちの一つの重要なフォトグラファー視点であることは違いないなと再確認できました。
例えば結婚式って誰のために挙げるだろう?
いつも撮影前には打ち合わせをして撮影をすることが多いのですが、そこでお伺いできる新郎新婦のお話といえば、やはり家族のこと。
ドレスや料理、会場の装飾というものは、よくよく思い出せばあまり聞こえてこない気がする。
それをあたたかさと言ってしまうのか、何なのかは言葉にできるほど簡単じゃないと思うけれども、結婚式の写真を誰と見返すだろう?と考えると、やはり家族じゃないだろうか?
例えば今後の家族の節目で、きっと写真を見返すときがあると思う。その時に写真に友達ばかり写っていたら、何だか少し違う感じも否めない。
けれども友達の写真は必要、その辺りの記録をして届けてゆく感覚を大切に、秋の大阪ウェディングシーズン頑張ってゆきたいと思います!
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ウェディングカメラマン 寺川昌宏
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