チャペルが美しい京都の結婚式で写真撮影
こんにちは、結婚式カメラマンの寺川昌宏です。先日は京都・東山のホテルにて結婚式の撮影にお伺いさせていただきました。
挙式会場のチャペルもデザインが素敵な木目柄とライトの質感が絶妙に美しい教会、また披露宴会場においてはご家族や限られたご友人の方々だけの少人数で構成されたあたたかい、アットホームだけど気持ちはしっかり溢れるご結婚式の1日となりました。
こうして文章にして結婚式を語ってしまうと、結婚式ってありふれた特色を見出しにくいもののようなニュアンスを含んでしまいますが、実はそうではなく結婚式で撮影させていただいた写真を見ていただけると、結婚式とは千差万別、十人十色が最もふさわしいものではないだろうかと日々、ウェディングフォトグラファーとして多くの結婚式撮影をさせていただいて感じます。
やはり結婚式というものは、結婚式後の二次会の友達が集う感じのものと異なって、両家の結びつき、家族という側面がそもそも深い1日であります。
家族の歩みは唯一無二、確かに似ているような話は溢れているけど、その人にしかない想いがある以上、その人たちにしかない歩みがあります。
結婚というおめでたい席でご両親に育てていただいた感謝を伝えたり、そこで発せられる言葉のひとつひとつは誰かがまとめしまう言葉より、もっと現実的で大切な言葉ばかりではないでしょうか?
文字や声、情報が溢れる時代だからこそ、ホテルなりゲストハウスなり結婚式場なりに集まった皆さまとの結婚の時間はとても大切ということは写真が物語る一面があります。
結婚式当日はお支度シーンから撮影
今回の京都・東山のホテルでの結婚式当日の撮影ではお支度・メイクシーンの写真撮影から開始。結婚式の撮影ではカメラマンが2時間以上前に会場に入り、カメラやレンズ・ストロボなどのセッティングを行って、結婚式場やホテルの外観を撮影しながら当日のヘアメイク・支度シーンの撮影で新郎新婦さまと初対面といったケースがほとんどです。
その際に結婚式で使用する指輪やブーケ、支度完了あがりの花嫁さまや新郎さまの写真も時間の範囲で撮影させていただきます。
結婚式の基本構成は京都でも日本全国どこも同じ
ヘアメイク・衣装の着付けなどのお支度が整ったら、挙式リハーサルや2人の写真撮影のため、客室や美容室をあとにして出発です。
結婚式カメラマンを長らく活動していて毎回感じることは、結婚式そのものの流れや進行というものはそこまで大きく変わりません。
特に結婚式当日においては
・ヘアメイク、着付け支度
これは前日に行うこともないので、だいたい挙式3時間前に行われることが多いです。
・挙式開式
挙式前後に2人の写真撮影の時間がカメラマンに設けられるかどうか?ここは会場側の判断になります。
・披露宴開演
披露宴の流れも新郎新婦入場〜主賓挨拶〜乾杯といった流れはほぼ日本全国どこでも同じ形になっています。
結婚式でカメラマンを選ぶポイント
上記のように京都でも大阪でも結婚式そのものの流れはだいたいどこも日本全国同じです。
チャペル挙式と神社挙式で儀式の内容に違いはあれども、進行自体は同じなので、式場のカメラマンが撮り慣れているからといって、仕上がる写真が必ず良いとは限りません。
問題は結婚式の撮影自体が上手かどうか、もっと突き詰めれば写真が上手い人であれば、式場カメラマンでも持ち込み外注の結婚式カメラマンでも一定の結果は出ます。
例えば式場カメラマンの方が一つの会場を色んな撮影ポイントを知っていると一見思われがちですが、確かに気持ちは慣れているのは確かです(気持ちは)
しかし当日の会場の状況によっては上層部から良い場所も撮影NGが出る場合もあります。
結婚式場のカメラマンは披露宴会場に慣れているといった先入観も多いですが、毎回ゲストの人数やテーブルの並びは異なるので、試されるのは撮影技術のみです。
なので、結婚式そのものを撮ってきた実績のある人間であれば、式場カメラマンか、持ち込みカメラマンかといった違いはほとんどありません。
本当に写真が上手ければ、結婚式場と提携せずに、自分の実力で個人名義で撮影を行なっていることがほとんどです。
なので結婚式場で写真を頼む場合でも、外注で結婚式のカメラマンに依頼する場合でも、実際に撮影に来るカメラマンの写真なり実力がわからない限りは、下手に人にあたる可能性もある懸念があります(これは大昔から言われていること)
さて、結婚式カメラマンを選ぶメリットをご紹介させていただいたところで、実際の挙式撮影がはじまります。
京都の東山、蹴上の夕日をバックにみんなで集合写真の撮影ー!
挙式で印象的なのは、新郎さまがチャペルのバージンロードを1人で歩いてこられてご入場、その後、花嫁さまがお父さまと一緒に入場されることではないでしょうか。
結婚というのは親元を離れるという意味ありも含んでいますし、その結婚の様子を目に見える形で多くの方々に見守っていただきながら責任や決意や覚悟、いろんな気持ちを自分に厳しくなるだけではなく、友達や家族と笑顔だったり、涙だったり、いろんな気持ちで送りとどけていただける結婚式は良いです、というか最高です!
人間は色んな決断や覚悟、ご縁あって導かれたもの、生きていると多々あります。特に起業したり就職したり、若いときであればアルバイトが決まったり、スポーツ大会に出たり、社会の中では当然のことかもしれないけど、舞台に出てゆくその時、多くのことは自分に厳しくなるしかない、そこを結婚式を行うことで面白くなったり、喜怒哀楽の感情の中だけでなく、ウェディングドレスや美味しい料理や綺麗なチャペル、京都の美しい景観とともに新婚生活がはじまってゆくのは幸せなことだなぁと普段、結婚式カメラマンとして活動させていただき強く感じます。
ホテルでのご披露宴がスタート
いつも結婚式を撮影していて感じることは、ご披露宴まではご来賓のご家族やお友達も緊張されてます。もちろん新郎新婦さまは主役なのでより緊張されていることがほとんどです。
つまり、みんな緊張しているんですね、ある程度。
だから実は少し笑いが欲しかったり、ゆとりがあってもいいのかな?でもせっかく来てくれたから、あまり失礼はない感じを意識して、更に緊張してまうのが結婚式なので、披露宴で少しお酒でも呑んで団欒した時はいつも情景が変わってゆきます。
なので、あえてお酒で呑んでリラックスすることを目的に結婚式をやってみるのも気が楽で良いかもしれません(笑)
結婚式の写真はライブ感溢れる嘘がない写真
ご披露宴終盤では新郎新婦さまよりご両親へ記念品の贈呈。結婚をした実感と同時に、結婚式の中で人間って気持ちが動く分、たった1日の短い時間の中で人って良い意味で成長するのかもしれません。
多くの結婚式を挙げられる新郎新婦さまは成人、法的には大人の扱いをうけ、社会人なのですが、両親から見れば、子供は子供、それは結婚しても子供は子供であるのかもしれないけど、夫婦という両親と同じ立場になれるといった点では、ウェディングというひとつの出来事は人間にとって大きな節目なのじゃないかな?と感じます。
それだけにご両親への感謝、もちろんこれまでの歩みを支えてくれたお友達もいらっしゃったり、様々な本人にしかわからない気持ちが溢れ出てきます。
結婚式のカメラマンは、その気持ちにまで深く踏み込む必要はないだろうし、かといって軽視したり無視するわけでもない、ただその感情をなるべく結婚式の写真というライブ感溢れる嘘がない状態でお届けすることが長年、結婚式のカメラマンを続けていて自分が無意識のうちに大切にしていることだったりします。
その点では普段の京都での撮影している和装前撮りやフォトウェディングの作り込んだ、カメラマンと新郎新婦さんが密な撮影には無い部分なので、結婚式の撮影は本当に良いものです。
お二人ともお幸せにー!!
京都のホテルウェディングや結婚式持ち込みカメラマンを外注でご検討中の方もお気軽にご相談くださいませ。
今回の結婚式の撮影場所は
ウェスティン都ホテル京都
〒605-0052 京都府東山区粟田口華頂町1
本記事の結婚写真の撮影と執筆
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MS PHOTOGRAPHY主宰。大阪・神戸・京都の関西をベースに日本全国で前撮り・フォトウェディングを行っています。写真歴17年。
ウェディングカメラマン寺川昌宏の紹介
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