本日は滋賀県大津市での和装前撮り、大津市坂本に所在する西教寺でのロケーション前撮り撮影の実際のお写真を結婚式・前撮りのカメラマン、寺川昌宏が撮影した結婚写真をはじめ、和装前撮りの魅力、撮影の流れなど長年のウェディングカメラマンとして多くの前撮りを行なってきた自身のカメラマンとしての経験から出た考察交えて、本記事でお届けさせていただきます。
和装前撮りといえば関西では京都・奈良のイメージがとても強いのですが、そもそも西日本自体が神社仏閣が多く存在する場所です。それはもちろん京都や奈良の存在が多かったのは言うまでもありませんが、滋賀県でも西教寺さんのように素晴らしいロケーションを保有されている寺院がございますので、是非とも和装前撮りのロケーションとしてもオススメさせていただきます。
西教寺での前撮り撮影の魅力はなんといっても静寂な人の少なさ。似た寺院で京都などで比較すると京都の毘沙門堂などが有名どころですが、京都なので観光客の方が多く、撮影ロケーションは京都としては良くても、人が多いと撮影環境としてはやや劣ってしまうのが京都前撮りの弱点。
その点、滋賀前撮りの魅力は京都ほどの観光客の方はいないとはいえ、西教寺さんの寺院は毘沙門堂よりも新しくとても綺麗に前撮り写真を撮影させていただくことができましたし、何より今回撮影のご依頼をくださったお二人の笑顔もとっても素敵なお二人だったので、終始カメラマンの僕と前撮りスタッフの4人で楽しい時間を過ごさせていただくことができました。
また西教寺さんでは入口を入って、境内に行くまでも上記の実際に僕が撮影した写真のように様々な吹き抜けの良い1本道や撮影ポイントもございますので、カメラマンという感覚でも撮影し易かったです。
やはり前撮りも結婚式の写真撮影も、結婚記念日というものが関係する出来事なんだけど、撮影した日を何よりも思い出の良い日にしていただくのも自分のようなウェディングカメラマンとして心掛ける気持ちのひとつだと認識しています。
ご参考までに京都山科の毘沙門堂さんの撮影記事と下記より比較いただければ幸いです。
西教寺で婚礼写真撮影の魅力はやはりこちらの回廊です。
回廊の木の質感も少し白目なので、被写体の新郎新婦さんのお顔にも綺麗な光が反射して美しく撮影できます。
よく神社やお寺、名所だけど赤い建造物などが多いと、その赤色に光が跳ね返って、新郎新婦さんのお顔が赤くなってしまう、そんなこともよくあるので、西教寺さんはウェディングカメラマンの撮影スキル面においても、かなり光に抵抗がないスムーズな撮影環境でした。
実はこういったカメラマンにストレスがない状態での写真撮影は割と前撮りや結婚式の撮影がうまくゆくひとつのポイントなので、これからウェディングフォトのご依頼をご検討されている方々はメモしていただければ有効です。
今日の前撮りアイテムは生まれた時の新郎新婦さまご自身のお写真。
やっぱりご両親の出会いと結婚、そして出産、子育てがあったからこそ、自分たちの結婚やそこからはじまってゆく新しい生活や景色が広がってゆきます。
こうして先人の方々に敬意ある結婚写真を撮影される方は、とにかく人間的にも素晴らしい方が多いです。
もちろん誰もが同じように和装前撮りを行う必要はございません。それぞれのその時、結婚の時にしかない男女二人の感覚がございますので、時代の最先端の中で新生活をはじめられる皆さまのその瞬間をしっかりとこうして前撮りアイテムとともに撮影させていただいております。
滋賀県大津市、西教寺での和装前撮りいかがでしたでしょうか?
滋賀県は何度も和装前撮りに訪れておりまして、北は彦根から南は大津まで沢山撮影させていただいています。
とはいえ和装前撮りや結婚式の写真撮影で滋賀県に訪れる度に新しい撮影場所やロケーション、違った撮影が行える環境に恵まれることがとても多く、僕自身はウェディングカメラマンとして日本全国40都道府県で撮影させていただいているのですが、やはり滋賀県や名古屋・岐阜・京都の間に位置するだけに、特別な歴史的な建造物がとても多い印象をうけました。
そういった意味で滋賀県は琵琶湖沿いでウェディングドレスで前撮りを行うのも良いですが、神社仏閣で和装前撮りは滋賀前撮りのスタンダードであるのは間違いないなと感じております。
今回は大津市坂本の西教寺からお届けさせていただきましたが、滋賀県はじめ、様々な場所で和装前撮りの撮影を行なっておりますので、何でもお気軽にご相談くださいませ。