こんにちは!ウェディングカメラマンの寺川昌宏です。先日は京都府山科区にある毘沙門堂で和装前撮り、結婚写真の撮影でした。
やっぱり京都、紅葉の時期も桜の時期も美しい日本の姿を見せてくださる、何より日本の伝統文化を残す中で、しっかり現代人の結婚を応援してくださるように佇んでくださるその文化力の高さに改めて普段は大阪・神戸・京都の関西で和装前撮りを行なっているフォトグラファーの自分自身感じたものです。
さて、この毘沙門堂、漢字の並びだけ見れば何だか怖そうな?活字の勝手なイメージがありますが、実は深い歴史、成り立ちもあります。
寺伝によるところ、毘沙門堂の前身は出雲寺。文武天皇により703年に行基が開いたのが毘沙門堂のルーツのはじまりだとのこと。
応仁の乱の際に焼失、しかし1469年には再建されるものの1571年再び焼失、幾度ない消失と復活を繰り返しています。
1596年から1615年、徳川家康の当時の側近である天海によって復興が開始。
現在地の京都府山科区に移転・復興される、1665)に完成。
毘沙門天を祀ることから出雲寺という名称ではなく、毘沙門堂と呼ばれるようになったとのことで、長い歴史や伝統・文化といえども、その中で様々な出来事が起こり、現在に至るまで多くの方々の努力や活動があり、その歴史の延長線上の現代でこうして新郎新婦さまをお寺そのものがお祝いしてくれるように結婚写真を撮影させていただけることを本当に嬉しく思います!
京都前撮りの魅力のひとつといえば、日本の中で最も美しいトップクラスの景観で前撮り・フォトウェディングの結婚写真の撮影が実現できること。
僕はこれまでウェディングカメラマンとして日本全国40都道府県を巡りましたが、やはり京都・沖縄・奈良・東京・北海道が日本が世界に誇れる美しい撮影場所ではないか?と感じてしまいます。広大な自然や独自の土地の景観、またその景観を保つための取り組みを町全体で行なっている。
歴史背景には帝の存在は欠かせず、もちろん日本全国全てが歴史や文化の魅力を伝えなければいけない、というわけではないのかもしれませんが、人の行き来が多かった背景の中に、京都にはシンボルはじめランドマークの存在が沢山ある、その中で自分達が結婚した際に撮影する前撮りの写真をどれを選んでいくか?とても京都前撮りの選べる魅力だと思います。
今回の京都前撮りの毘沙門堂、実際に撮影させていただいた新郎新婦さまの結婚写真をご覧いただいている限り、とても素敵なロケーションであることは間違いないのですが、実際にどうやったら前撮りの撮影ができるのか?と感じられる方も多いと思います。
基本的に僕のところの和装前撮りの撮影の魅力は新郎新婦さまが手ぶらでお越しいただけるだけで撮影ができるところがひとつのポイント。
撮影の流れは下記をご参考いただければ幸いです。
1 . 撮影日をお問い合わせください
2 . 当方のオンライン衣裳ギャラリーにて衣裳をセレクト
3 . 着付け・美容スタッフの手配
4 . 毘沙門堂さまへ撮影許可と空き状況の確認
5 . 撮影当日
といった流れになります。
気になる料金ですが、140,000円の和装前撮りパック(全データ・衣裳・着付け・メイク込み)に毘沙門堂さまへ撮影申請許可料金を別途10,000円ほどお納めする形となります。交通費や当日発生した駐車場代金などは実費で当日ご精算(5,000円前後)になるので、撮影も全てセットでこうして京都で一生ものの結婚写真を残せることは本当に素敵なことだと思います。
特に最近は京都前撮りの撮影業者さんやウェディング専門のフォトグラファーさんも増えてきているので、撮影場所も選びながら、どこで誰に撮ってもらうか?というものも考えてゆくのも花嫁さまにとっては京都前撮りのひとつの楽しみではないでしょうか?
特にオススメするのは、カメラマン個人で屋号を掲げている撮影業者さんは、大手の撮影会社さんにはない柔軟性やマニュアルに従わない撮影方法などがあるので、チェーン店のラーメン屋より、知る人ぞ知るラーメン屋さんが好きなタイプの方々には京都で衣裳手配や美容・着付けの手配も全て行ってくれるウェディングカメラマンさんに相談してみるのも良いかと思います。
もちろん大手のフォトスタジオさんだと安心感を持たれる方もいらっしゃいますし、かなり規模が大きくチームや組織として熟知されていることも多いので、Googleでの検索や広告・SNSなど含めて、色々と検討して参考にされることを個人のウェディングカメラマンとして推奨させていただきます。
京都前撮りも、結婚式の撮影と同じで、当日にどんなカメラマンが自分たちの写真撮影をしてくれるかわからない、といった不安を持つ方も多い中、いくら景観が美しい京都とはいえども、結婚写真はカメラマンによって仕上がりが大きく異なってくるのもしばしば。
本当に使ってるカメラメーカーだけで5社くらいあるし、レンズや照明機材の組み合わせになると、ウェディングカメラマンって本当に多様すぎるくらい色んな方がいらっしゃいます。
僕のところでは前撮りはもちろん、その後の結婚式の撮影から、ご結婚後にご家族が増えてからの記念写真の撮影までご家族のトータルフォトプロデュースも行なっているので、何でもお気軽にご相談いただければ幸いです♪
毘沙門堂前撮りを終えてみて
今回は京都府山科区にある毘沙門堂さんでの和装前撮り・結婚写真の実際の様子をお届けさせていただきましたが、長年、個人の新郎新婦さまを個別に対応するウェディング専門のカメラマンとして活動していて思うことは、撮影場所や季節、これは日本のウェディングフォトを行う上でとても大切なことではありますが、何よりやっぱり新郎新婦さまのお人柄、その素敵な笑顔があることだと思います。
よく撮影前に『写真を撮られることに自信がない』と言われる新郎新婦さまが多いですが、これまでの新郎新婦さま皆さま同じことを言われて、結果的に楽しく和やかに良い感じに撮影を行うことができています(笑)
確かに結婚の写真って自分で撮っているわけではないし、自分で撮ったとしても良い感じで撮れるかどうかはわからない・・・
写真撮影とかカメラマンって専門的な技術を要しそうだし・・・
と考えられる方も多いですが、カメラマンや美容着付けスタッフが盛り上げますし、最近では結婚写真もSNSなどで多くの実例が出ているので、実例の完全再現は行なっておりませんが、新郎新婦さまの準備・参考程度に進めてゆく方法も沢山ありますので、どうか結婚したその喜びや、満たされた幸せを一旦、前撮りやフォトウェディングという形で結婚写真として残していただければ幸いです。
結婚式は挙げたら終わるし、ご飯も食べたら終わり、その中で写真はずーっと残って見返してゆくとができますね♪
京都前撮り・毘沙門堂でも八坂の塔でも、お気軽にご相談くださいませ。
〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18