大阪桜前撮り!こんにちは、ウェディングカメラマンの寺川昌宏です。
本日ご紹介させていただく結婚写真の撮影は、大阪の4月の春シーズン、桜の木下で和装前撮り・洋装フォトウェディングの両方の結婚写真を1日で撮影した桜前撮りをお届けいたします。
ウェディングフォトの業界では和装前撮りと洋装フォトウェディングを1日で撮影することを和洋前撮り(和装 + 洋装)と表記することがほとんどです。
大阪前撮りをご依頼の際によくいただくメッセージの中に
① ご結婚式でウェディングドレスを着られるので和装前撮りの写真を撮りたい。
② 結婚式ではカラードレスを着るので、事前にウェディングドレスで洋装前撮りを行う。
など、新郎新婦さま其々のニーズも多種多様です。
ご結婚際には新生活がはじまるので、ご計画状況やご予算というもの、何よりお仕事がある以上は休みの日の時間も無限ではなく有限で限られてくるので、判断というものもなかなか難しいところがありますが。
せっかくの春、桜の木の下でカメラマンを選んで撮影する結婚写真。
桜前撮りは心穏やかにフレッシュな気持ちながらも、なるべく賢く、節約面にも留意しながらもケチケチしたケチ臭い感じは節目に合わないといった方も多くいらっしゃいますので、こうして和装と洋装を両方でコンパクトに撮影する春の桜前撮りもオススメです。
本記事ではそんな和装前撮りと洋装フォトウェディングを1日で実践した新郎新婦さまのお写真をご紹介しながら、春の桜前撮りのご参考になれば幸いです。
まずは午前中の和装前撮りよりスタート。白無垢で和室と公園の両方で和装桜前撮りを撮影してゆきます。
特にここで注目していただきたいのが、大阪の桜前撮りと称しておりますが、桜だけで結婚写真の撮影を行うわけではございません。
ご要望によっては追加料金がかかるものもございますが、2箇所のロケーションや和室や日本庭園を用意したり、様々な工夫を凝らしたお二人だけのオリジナルな春の前撮りを実現することが可能です。
但し注意点としては春のシーズンはフォトスタジオや写真館・僕のような結婚式カメラマンも1年の中で最もな大繁忙期。春の予約が1年以上も前から埋まっている、なんてことも普通にありえます。
新郎新婦さまにおかれましては、年末を共に両家のご家族にご挨拶を終えて、寒い冬の出口の先であたたかい桜の結婚写真に憧れる方も多いかと思いますので、業界全体がなかなか予約がとれないといった点にまず留意していただく必要があります。
なので、大阪で桜前撮りを行いたい新郎新婦さまには以下の手順を推奨させていただいております。
① 1年前くらいから桜前撮りのカメラマンを探す
・撮影するカメラマンによって写真の仕上がりに差があります。
② 桜シーズンの前撮りロケーションには海外からの観光客も多いので早朝や人が少ない時間帯にコンパクトに撮影してしまうのが吉
③ 桜の開花状況は毎年異なるので、例年の桜の開花目安として大阪市内であれば3月31日〜4/4くらいの間で撮影を検討する。
基本的に前撮りで大切なことは、なるべく欲張らずに、良いカメラマンを入れて人が少ない場所で短時間で撮影を済ませてしまう、といった感覚を持たれた方がスムーズです。
人気のロケーションで、人気の衣装で、人気のヘアメイクさん、人気のカメラマン。
この4本立て欲張りすぎてしまうと開花状況が異なる時に上手くいかなかったり、どれかを欠けることに恐るので、完璧主義になりすぎて新郎新婦さん同士で意見の食い違いも出てきたりします。
前撮りで最も重要なことは『結婚の写真が残ること』ですので、人気のロケーションというのはカメラマンの腕が良ければあまり関係ないです。
腕の良いウェディングカメラマンはどこで撮っても割と良い感じで撮れる方が多いので、ロケーションは後回しで大丈夫かなと思います。
大阪での桜前撮りでは基本的にカメラマンが桜の背景を選びながらお二人の立ち位置を決めながら撮影してゆきます。
よく前撮りにお越しになられる方で、ウェディングカメラマンが撮影する結婚写真を、普段の証明写真の撮影と同じ感覚で挑まれる方がいるのですが、それは少し勿体ない、というか、良い前撮り写真撮影を行うには、カメラマンの解釈そのものがとても重要になってきます。
桜前撮りでカメラマンを選ぶにあたって大切なことは
① カメラマンが撮影する構図と構成
② 明るさと色味・編集仕上げ
③ カメラマンの人柄
④ そのカメラマンが普段どんなタイプの人たちを撮っているか?
まずこの4つが結婚式の写真撮影や前撮り・フォトウェディングでカメラマンを選ぶ重要ポイントになってきます。
特に④のカメラマンが普段どんなタイプの人たちを撮っているか?かが最も重要で、例えばSNSでプロのモデルさんのウェディングフォトばかりを撮影しているフォロワー数の多いカメラマンさんは、写真は上手いけれども、個人の一般人を相手に撮影した場合、実力を発揮できない傾向にあったりします。
あくまでプロモデルさんをたてた撮影というのは、作品性や商用利用を前提としているパターンがほとんどなので、作り込み方が一般個人の方々に向けた結婚の記念写真とは異なる事が多いですし、モデルさんも自分をよく見せるプロの技を持たれています。
建築で言えば、人が住む家と、オシャレな商業施設の違いでしょうか。
オシャレな商業施設に人が快適に住めるか?といえば、そうではありません。
同じように前撮りでカメラマンを選ぶ場合に大事なことは
『新郎新婦さん自身と似たタイプの人たちを撮り続けているカメラマンに依頼する』
これが最も成功率が高いです。
もちろんそこを理解した前提で、自分の好きなカメラマンに頼むのも有りだし、決まりはないんだけど、春の前撮りをどうしていいかわからないといった疑問を抱かれている新郎新婦さまは、一度参考にしていただければ幸いです。
今回の桜前撮りの和装前撮りで撮影した場所は、東大阪市にある鴻池新田で撮影を行わさせていただきました。
※2022年現在、撮影許可申請のオペレーション変更に伴い当方での撮影は行なっておりません※
鴻池新田での和室撮影の代案としまして、当方の大阪府吹田市のスタジオ撮影がロケーション桜前撮りに無料で付属いたします(詳細はお問い合わせください)
〒578-0974
そして景色は変わりまして、大阪桜前撮りも和装編から洋装フォトウェディング編へ変わります。
1日で和装と洋装を前撮り撮影を行うメリット・デメリットをご紹介させていただきますと
◼︎和洋前撮りのメリット
・ 1日で和洋両方の衣装の結婚写真が手に入る。
・和装と洋装を2回に分けて撮影するよりも撮影費用を抑えることができてリーズナブル。
・旅行に行ったかのような非現実的な体験ができる。
・2人の結婚写真は沢山残るので、結婚式当日に2人の写真にこだわる必要がない。
◼︎ 和洋前撮りのデメリット
・和装と洋装を2回に分けて撮影するのに比べて、1回あたりの撮影時間が短く、撮影枚数も少ない。
・着付け支度が早朝からなので、そこそこ早起きして挑む必要がある。
・撮影時間がタイトなので、少しバタバタする。
・長い1日ずっと写真を撮るので割と疲れる。
といったメリット・デメリットがありますが、せっかくの結婚の写真なので、新郎新婦さまお二人自身で予算やスケジュール、お仕事状況などの中でご検討いただきながら、その都度、僕にご相談いただければ撮影当日から前撮り写真のお届け(納品)までサポートさせていただきます。
そして和装前撮りから引き続いた、洋装編においては夕暮れ時でしたので最後にオマケで大阪府泉佐野市のマーブルビーチでの夕暮れでも撮影を行うことができました。
確かに和装と洋装を桜のシーズンで1日で前撮りを行う場合、懸念されるのが両方の衣装で桜の結婚写真だけが沢山残っていることはどうなんだろうか?と時々ね、ウェディングカメラマンとして活動していると、疑問に感じることがあります。
やっぱりせっかく和装と洋装を1日で大阪で桜前撮りを行うわけですから、色んなバリエーションがあっても良いかなと思います。
特にこの日は日中のロケーションでの桜の開花も素晴らしかったのですが、何より天気が良かったので、海辺での撮影も素敵なものになりました。
車が大好きな新郎さまと共に、長い夫婦生活、大切な深い思い出を残すために車は家族同様に大事な存在かなとも感じて車と前撮りもさせていただきました。
〒590-0535
本記事でお届けしてきました大阪の桜前撮り、以下のような内容を交えて実際に僕が撮影した桜前撮り写真とともにご紹介させていただきました。
・春の桜シーズンの前撮りの計画の立て方
・現役ウェディングカメラマン寺川昌宏による前撮りの推奨手順
・前撮りでカメラマンを選ぶポイント
・和洋前撮りのメリット・デメリット
をご紹介させていただきました。
こういった撮影記事をご覧いただいて、世間の新郎新婦さまにはなるべく良い形で春の桜前撮りをお迎えいただければ幸いです。
もちろん私、ウェディングカメラマン寺川昌宏のところでも春の桜前撮りを毎年行なっております。
しかし桜シーズンに撮影予約が全て埋まるということは、個人で細々と活動しているカメラマン、写真屋にはありえないので、もし他のフォトスタジオさんやウェディングフォトの撮影会社さんで予約が取れなかったり、どんなカメラマンが来るかわからず不安という方は僕でよければお気軽に何でもご相談くださいませ。
ご拝読ありがとうございます。