さて、いきなりバカ殿と研ナオコばりのお笑いコントみたいな和装前撮りのお写真からのご紹介ですが(笑)先日は久しぶりに沖縄ではなく、関西!大阪で、2人の母校の大学での結婚式の和装前撮りの写真撮影でした!
僕は高卒なので、大学って馴染みはないのですが、学校で出会った2人が、社会人になってからまた次は晴れ姿で写真を撮りにこれるっていうのは、本当に素敵すぎるっていうか、縁ですね、嬉しいことばかり。
出会いっていつも不意にくるというか、その場所とか、季節とか、よくよく思い返して大切に思えるのは人にもよるかとは思いますが、やや時間がかかってしまうことも多い気がします。
僕もカメラマンになった瞬間っていつだろう?
写真をはじめた瞬間はいつだろう?
エピソードとしては語れても、実は細かくは覚えていないことってたくさんあります。
人間の記憶の部分って、ときに深く、ときにめちゃくちゃ曖昧。
だから写真って大切だなぁって思います。
それが共に過ごした学校と卒業と結婚が兼ねあっていれば、なお素敵なことかと♪
風景もしっかり変わってゆきます。
学校の近くに新しいお店ができたり、学校の中に新しい建物ができたり。
「昔はこんなのなかったねー!」
とか大学のこと、カメラマン(僕)とアテンドのヘアメイクさんに教えてくださいながら、学校を散策しながら撮影する前撮り。
でも人も変わってゆくし、それにつれて街も少しずつ変わってゆく。
天気はだいたい晴れか雨か曇り、でもその色合いも季節によって少し違って、写真はその時にしか撮れない一枚ってたくさんあります。
デジタルカメラでパシャパシャ撮ってるようで、実は生感ってあるものですね。
そういえば和装前撮りって日本庭園とか、神社や京都のイメージが多いけど、こうやって思い入れのある場所でも残せてゆく。
そこは自由に2人でこんな感じええかなー?の相談を投げてくだされば、僕の範囲内にはなりますが、ご相談いただいての撮影を行なっております。
いやーっ、せっかくヘアメイクさんが綺麗にしてくれたお顔に泥ぬってゆく感じでしたが(笑)撮影終わりは2人のご要望でバカ殿和装前撮りー(笑)
もうここまでくるとオカルト感も否めないけど(笑)いいじゃないですが、若い2人の自由な写真遊び♪
きっと恥ずかしい後悔を超えて、良い思い出になっているはず!(笑)
そろそろ秋が近づいてくる綺麗な日差し。
10月、11月は結婚式の繁忙期、それが終われば12月、今年も終わり。
そんな毎年をウェディングカメラマンとして年々重ねてゆきながら、最近思うことは、毎年同じ場所でも、色んな方々が前撮りではその撮影場所や一緒に過ごす1日を、違った顔で、あきらかに同じなはずなんだけど、少しずつ変わってゆく何かを感じます。
それは時代だったり、出会いだったり、深いものもあれば、単調に自分の感じてゆくものが少しずつ変わっていっているようで、実は何も変わってない、どっちやねん!(笑)が多いのかもしれません。
お二人とも、お幸せに。
楽しい撮影を本当にありがとうございます!