先日は大阪から鳥取まで、結婚式の前撮りへ出張写真撮影でした。
最近、大阪を拠点に日本全国で動いているのですが、鳥取、広島、岡山方面はよくお伺いする慣れた場所になりました。
写真撮影を通して、自分が知らない土地での出会いや、今後とも育んでゆける関係が築けること、またそれが写真があってこそなのか、カメラマンとして、また旅好きとして、これほど嬉しいことはありません。
鳥取のイメージといえば名探偵コナンや砂丘ですが、実際にゆくと土地の方々のあたたかい人柄や、素晴らしいロケーションも温泉街もある本当に観光スポットとしても魅力的な街。
今度ゆっくりと、時間があれば鳥取の温泉にでも休憩しにゆきたいと思います。
というわけで!いつもの前撮りのブログとは少し異なり、今日は新郎さまが和装、新婦さまが洋装の鳥取の洋館での前撮り!
結婚式の記念写真は様々な形があっていいな〜と思えました♪
今回の新婦さまのご要望の中にひとつあったのが
「笑顔の写真だけでなく、クールな落ち着いたものを」
といったご要望がありました。
僕はどちらかと言うと、笑顔系や等身大の飾らない二人の素直な写真を撮るタイプなので、ご要望をいただいた際には
「本当で僕でいいんだろうか?」
といった自問自答もあったのですが、新婦さまからの内容はもとより、撮影のご期待が強く、雛形のよくある撮影スタイルを継続するのも大切なのですが、ご要望をいただいた以上、何か全力で取り組めればと思い、クール目に仕上げさせていただきました。
と、言いつつ、いつもの笑顔のお写真も撮らせてはいただいております(笑)
今回の撮影場所はこちら鳥取は仁風閣にて
〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目121
Web : 国指定重要文化財 仁風閣・宝扇庵
Tel/Fax.0857-26-3595
鳥取の仁風閣、見るからに歴史の深い素晴らしい建築物なのですが、お二人からお伺いしたところ、映画るろうに剣心の撮影ロケーションとしても使用されたことがあるということ。
確かにこの内観は、明治を表すのに最適な素晴らしい建物です。
少しWikipediaで調べたところ、建てられたのが1907年とのこと。建物の歴史やゆかりについては、是非Wikipediaなどで調べてみてください。
さて、いかがでしたでしょうか?
和装と洋装で、普通のスタイルではないですが、仁風閣と二人の雰囲気や佇まいがこのオリジナルウェディングフォトを成立させています。
笑顔いっぱいの海や原っぱでのロケーションフォトも大好きですが、ときどきこんな感じの関西でいえば神戸の塩屋にある旧グッゲンハイム邸のような場所で少し昭和だけどウェスタンスタイル、でも日本らしさも失われていない場所、意外と最近の日本では少ないんじゃないかなぁ?と思ったりもします。
その土地、その場所で、二人らしさとちょっとしたアイデアが気遣いではなく気が利く感じで前撮りや記念写真をお手伝いできれば幸いです。
本当に素晴らしい場所でした。
ありがとうございます。
(今回の撮影のご衣裳は新郎新婦さま自身でご用意されたものとなります。当方のレンタル衣裳では行っておりませんのでご注意ください)
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ウェディングカメラマン 寺川昌宏
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